どっぽ就労塾日進では、毎年保護者向けの情報提供の一環として11月頃にイベントを開催しています。主に子どもたちの将来の生活に関わることで、支援者や保護者が一緒に勉強したり理解を深めることを目的としています。
今年のテーマ「障害者グループホームの生活、障害年金」については保護者もいずれ調べなくては…と以前から思っていた方が多いようでした。
グループホームの生活は自立を促進できますが、集団生活ですから一緒に過ごす人と話し合って解決したりトラブルを起こさないようにすることが大事です。他にも金銭管理は?私物の管理や、栄養バランスを考えて食事を摂取できるか?施設の場所は通勤可能な範囲か?交通機関を使用できるか?等々、検討すべき大切な事項です。これができないからグループホームに入れない、というわけではありません。お子様は何が出来て何が苦手なのか、どのように手伝いをすれば自立できるのかを把握し、受け入れ側に伝えていくことが大切ですね。
社会人は、仕事ができるだけでは生活は成り立ちません。こうした社会生活が円滑にいくように今からどんな経験を子どもたちにさせてあげられるか?改めて考えていきプログラムに落とし込んでいきたいなと思いました。 鳥巣